先日、久々にJRを利用して上野の東博に『きもの展』を見に行きました。
ずっと博物館などが休館している間に駅が変わっていました。町は止まってはいなかったのですね。今まで改札を出ると横断歩道を渡って文化会館側に行きましたが、新しい改札は出ると西洋美術館の並びで、道を渡ることなく行かれます。

展覧会自体は、前半女性の小袖や打ち掛けなどがメインで華やかです。図録や本、他の展覧会などで見た数々の素晴らしい着物が時代ごとに並び分かり易い展示でした。
後半は男性用の着物や陣羽織、火消半纏までこちらも創意工夫や華やかさを感じるもので、興味深く見てきました。
会期中入れ替えもある様です。この様な美術品を身に纏っていた時代、どの様な身体の動きをしていたのか気になりつつ展覧会を後にしました。

この他、本館、東洋館、法隆寺館でも染織品を見ることが出来ます。
個人的には法隆寺館で展示中の古代染織は、残欠ではあるものの素晴らしくて眼福でした。